今月の言葉 アーカイブ


2019年3月の言葉

今月のことば

ヒントはいつも問題の中にある

M先輩

私の高校の先輩が、受験生を持つお母さんに対してSNSでコメントした励ましの言葉です。

「ヒントはいつも問題の中にある」とは、ひとつの受験テクニックと言えるかもしれません。入試問題という閉じられた空間の中では、問題が問う範囲外から答えは出ないからです。そういう意味では、受験の先輩が受験生の母に送った受験格言であったと言えるでしょう。

しかし一方で、受験という人生の一大チャレンジに対し迷い苦しみ挑む親子に対し、挑戦の果てには栄光があるということを伝えた人生の先輩としてのメッセージであると、私は感じました。 長い人生、もっと厳しく困難な挑戦がいくつも現れるでしょう。そんな時に答えを探す人生の知恵を、先輩が与えてくれている気がするのです。


2019年2月の言葉

死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし、生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし

吉田松陰

何度もお言葉をお借りして恐縮ですが、またしても吉田松陰先生のことばです。

意味は解説するまでもないでしょう。自分の命に価値を求めるなら、命を捨てる覚悟が必要なこともあれば、どんなに苦しくとも生き抜く執念が必要なこともあるのです。

自分が生きるか死ぬかは勘定の外で、その命をどう燃やすことが世のためになるのかが重要なのです。


2019年1月の言葉

鍛錬は千日の行、勝負は一瞬の行

池田高校野球部監督 蔦文也

徳島県の山あいの高校を3回日本一に導いた名将・蔦文也監督の言葉です。

千日鍛錬して臨んでも、勝負は一瞬にして結論が出てしまいます。実力が発揮できないまま敗れることもあれば、思わぬ幸運でおさめる勝利もあります。目標達成のためには千日もの努力が必要だけど、千日努力しても一瞬の運で栄冠を逃す残酷さが勝負の世界にはあります。名将はそうした勝負の機微を知り尽くしたうえで、この言葉にたどり着いたのでしょう。

甲子園も受験も同じです。勝負の一瞬、この一瞬を勝ち抜くために千日の鍛錬をやってきたわけです。一瞬のために千日の鍛錬を重ね、千日の鍛錬に報いるためにその一瞬で力を出し切るのです。千日の行、一瞬の行、その両方を成し遂げられた者に勝利が与えられるのです。今年勝負に挑むあなたへ、激励の気持ちを込めてこの言葉を送りたいと思います。


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